中国EC企業の最大の商戦期が、毎年11月11日に大手ECサイトで開催される大規模セール「独身の日(W11)」です。その規模は年々拡大しており、昨年度の「天猫(Tmall)」では、24時間の流通総額が2,135億元(約3.62兆円)(※1)となり過去最高額を更新。
また「JD.com」でも1,598億元(約2.72兆円)(※2)と過去最高額の売上を記録し、日本企業が中国へ進出し認知拡大や販売促進に繋げるための絶好の機会となっています。
今後、日本では少子高齢化に伴う人口減少が続き、2025年には高齢化率が30%に達し、2050年には人口は1億人を切ると予測されています。(※3)生産年齢人口が減少することで日本の経済規模も小さくなると考えられており、グローバル化、越境ECの発展、販売活動の多様化といった企業を取り巻く環境の変化に伴って、中華圏への販路を開拓する日本企業が今後も増加していくことが予想されます。
このような状況を踏まえ、既に中国向けマーケティングを実施している企業さまはもちろん、これから施策を検討する予定の企業さまにも、まずは中国EC企業最大の商戦期の情報を知っていただくことが重要だと考えています。
当セミナーでは、Alibaba Cloudの日本向けサービスを展開しているSBクラウド社の寺尾氏、アリババが提供するBtoCモール天猫(Tmall)の自社出店・運営代行・コンサルティングをおこなうエフカフェ社の高岡氏をお招きし、2019年のW11のアリババ、Tmallの最新データやトレンドを徹底分析し、中国EC市場での速報値とその動向について解説するほか、日本企業の今年のW11プロモーション事例や来年のW11で成果を出すために今から最速で進めるべき越境EC必勝プロセスについて解説いたします。
※1 出典:天猫(Tmall)公式Weiboアカウント <https://www.weibo.com/1768198384/H2eruwM9N?type=comment#_rnd1541148884473>
※2 出典:京東(JD.com)公式Weiboアカウント<https://www.weibo.com/1717871843/H2ewf8QBw?type=comment#_rnd1541148865875>
※3 出典:総務省 平成28年度版 情報通信白書「人口減少社会の到来」<http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc111110.html>
本講演では、2019年11月11日に開催されたアリババグループ最大のECイベント「独身の日(W11)」の速報レポートを中心に解説します。SBクラウドは、ソフトバンクとアリババグループの合弁会社で、独身の日の膨大なトラフィックを支えた「アリババクラウド」の日本向けサービスを展開しています。そのため、アリババ本体からのデータを元にどこよりも詳細な解説が可能です。また、「アリババクラウド」についてや、日本国内でアリババクラウドを展開するSBクラウドの国内事例もご紹介いたします。
登壇者:
SBクラウド株式会社 Alibaba Cloud ソリューションアーキテクト 寺尾 英作 氏
2019年の天猫(Tmall)W11における市場データやトレンドなどの最新情報を中心に解説します。また、エフカフェが支援する企業の取り組みのご紹介や、中国越境ECの事業展開方法から収益化までの必勝ロードマップもご紹介いたします。
株式会社エフカフェ 取締役 高岡 正人 氏アジェンダは予告なく変更となる場合がございます。ご了承くださいませ。
日時 | 2019年11月27日(水)15:00〜17:15(開場14:30) |
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会場 | アライドアーキテクツ株式会社 東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル 3階 |
アクセス | JR山手線/埼京線/湘南新宿ライン 恵比寿駅東口より徒歩3分 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅より徒歩5分 |
参加費 | 無料 |
定員 | 120名 ※応募者多数の場合は抽選となる場合がございます。 |